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ちゃんとやれ!

「ちゃんとやる」ためのトレーニング場

朝の通勤ラッシュ、車椅子が邪魔だった

こんにちわ、スズキ(@acogale)です。

普段の通勤は地下鉄を使います。

時間帯によっては、新聞が広げられないくらい混みます。

 

満員電車が嫌いなので、早めに出勤するんですが。

ちょうどその日はクライアント先へ直行する日でした。 

 

 

いつもと違う

満員電車は苦手。

ただ、今日はしょうが無い。

クライアント先へ直行するから。

いつもと違う電車、いつもと違う車両に乗る。

いつもと違うというのは、ちょっぴり新鮮でウキウキさせる。

 

ある駅で、電動車椅子の女性が乗ってきた。

駅員さんの話によると、僕と同じ駅で降りるらしい。

ここから20分くらいの距離だ。

 

 

ドアの前に堂々と

その車椅子の女性は、駅員さんに補助され乗ってきた。

無事に乗り込んだものの、ドアの前にいる。

やっかいなことに、彼女がいる進行方向左側の扉は、彼女が乗った駅から目的地の駅まで、各駅で開く。

逆側だったらよかったのに。

 

「ドアの前にいると、邪魔にならないのかなぁ」と思った。

次の駅で、数人の乗客が降りる。

スムーズに降りられず、イライラした雰囲気だった。

 

やっぱりドアの前は邪魔だった。

 

車椅子のスペースがあるのに

地下鉄のドア横には車椅子用のスペースがある。

そこだけ座席が無く、車椅子用のステッカーが貼ってある。

本来なら、そこに乗っていれば邪魔にならないのに。

 

専用のスペースがあるのに、そこに行かない。

 

"行かない"というより、行けない。

だって、そこには立って乗っている乗客がいるから。

そこのエリアにいる人が、動くことも譲ることもなかった。

 

 

駅員さんも乗せたらおしまい

駅員さんの対応はどうだろう。

スロープを用意し、ささっと車椅子のお客さんに乗ってもらう。

乗り込んだら、それまで。

 

「はいはい、車椅子のお客さんが乗りますから」

と言い、ドアの前に車椅子のお客さんを乗せる。

乗り込んだら、運転手さんに「○○駅です」と伝えた。

 

その日は一番前の車両、一番前のドア近くに乗っていた。

 

車椅子用のスペースについては触れず、乗せたらそれでおしまいだった。

 

 

スマホを持つおっさんに囲まれて

周りは男性のサラリーマンが多かった。

みんなスマホを片手に彼女を囲む。

スマホ片手に囲まれる。

しかも見下ろされるのって、どんな気分なんだろう。

スマホのおっさんが悪いわけでもなく、彼女が悪いわけでもなく。

 

たまたまそうなってしまっただけ。

でも、傍から見ててモヤモヤした気持ちになった。

 

 

間近で見ると何かが違う

今まで車椅子のお客さんが乗るところを見てきた。

もちろん通勤ラッシュの時も。

 

ただ、同じ扉ではなかった。

遠くの方にいただけ。

全くの他人事だったから、何も気付かなかった。

目の前に車椅子の乗客がいたら。

 

なんだか気持ちが落ち着かなくなった。

 

 

結局、何も出来ない自分

ここで何を言っても、僕はその場で何もできなかった。

その"状況”が良いのか悪いのか分からない。

けれども、僕のモヤモヤは、何もしない自分に対しても、モヤモヤしているのだろう。

 

声を掛けてみたらよかった。

ちょっと何かしてみたらよかった。

何もしないまま、ただ見ているだけの人だったのは、僕の悪いところ。

 

 

お互いが窮屈そうだった

車椅子の女性。

下を向いて音楽を聴いているのかイヤホンをしていた。

嫌なことを言う人もいるだろう。

だからイヤホンをつけているのかなぁと、考えてしまった。

 

事情があって車椅子に乗っているのだろう。

それがあーだ、こーだ、というわけではなく。

 

ただ、お互いが、その女性も、周りの乗客も、お互いが窮屈そうだった。

1メートル前にその光景がある。

僕自身も、窮屈な気持ちになった。

 

それぞれの小さな気遣い

 それぞれの人が、少しだけ、小さな気遣いができたら違ったのかもしれない。

場所を空けてあげる、それに気付かない人には声をかけてあげる。

スマホ、本を見ることで、周りを無視できる。

 

無視するんじゃなくて、ちょっと心を開いてあげれば。

それは車椅子の女性だけでなく、周りのみんなに対して。

 

みんなが少し気遣いをすれば、心地良い通勤時間になったのかもしれない。

 

 

朝の通勤ラッシュ、車椅子が邪魔だった

それは車椅子の女性の問題ではなく、その周りの人にも原因がある。

乗客、駅員さん、何も言えない僕自身。

 

そこに一歩踏み込む自信と勇気を。

まずは自分から発信していかなきゃなぁと思うのだ。

そうずれば、みんなが窮屈な気持ちにならなくてもよいのに。

 

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