ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

インターネットの世界は遅い

インターネットの世界は遅い。

スズキ(@acogale)です。

 

インターネットというものが普及して、世界が広がった感じがしませんか?

情報量が多くなった気がしませんか?

外と簡単に繋がることができるようになったと思いませんか?

ネットって「瞬時」「あっという間」という気がしませんか。

 

そんなこと無いぞ!!と言いたい。

そんなこと、全く無いです。

 

インターネットの世界、パソコンの世界とでも言えばいいのか。

遅くて遅くて、我慢できない。

「遅い」と思うのも、潜在的に「インターネットは早い/速い」と思っているからなのでしょうけど。

 

 

 

DNS浸透のコト

インターネットの仕組みを知る上で、比較的重要なポジションにいるのが「DNS」

詳しいことは、ググってください。

 

すごくすごく簡単に説明すると、電話帳みたいなモノです。

ホームページには電話番号が振られています。

でも数字の羅列って覚えにくいじゃん。

だから便宜的に名前を「yahoo.co.jp」とか、「toyota.jp」とか。

その「名前」と「電話番号」を紐付けている電話帳のようなもの。

 

 

ホームページって、引っ越しができるんですね。

より環境のいいところ、マシンスペックのいいところへ。

そうすると電話番号が変わる。

これを全世界の人に伝えるのは、すごく面倒で手間。

ということで、世界中にある電話帳の更新をするんです。

利用者が、電話帳を調べることで新しい環境へ案内してくれるという。

 

 

その電話帳の更新に3日間くらいかかるんですよ。

遅くないですか?

これをネット界隈の人は「DNSの浸透」って言うんですけど。

この表現、誤りというか、やっかいなモノなので、誤解しないでくださいね。

 

新しい電話番号になりました!!!と宣言すると、親分の情報はすぐ書き換わるんですが。

子分もたくさんいるんですね。

その子分の情報が、リフレッシュされるのに時間がかかるんです。

 それにしても、72時間て、3日間て。

 

インターネットの世界では遅くないか???

 と感じたわけであります。

もっとワンクリックで、すぐにできるものだと思っていたらね。

子分がいるおかげで、今のスムーズなネット環境があるのだけれど。

バランスとは難しいものです。

 

 

物理的な輸送

最近ビックリした出来事ふたつ目

amazonって知ってます??

あの通販の会社です。

 

あそこの会社は、ざっくり言うとデータセンターも運営しているんですね。

ドロップボックスや、iCloudのようなものもあります。

 

そうするとたくさんの「データ」が集まるんです。

 それは個人のデータだけでなく、企業のホームページのデータ、メールデータ、顧客データなども集まります。

そうすると、めっちゃ容量がいっぱいになる。

HDDが、何万個っていうようなデータ量になります。

 

でも、そういったモノへのアクセスって、インターネットでしょ。

iCloudもネットにつないで使うでしょ。

東京に設置されているサーバーの中のデータにアクセスするのにインターネットを使うでしょ。

 

違うんですよ、これ。

gigazine.net

あまりにもデータが増えると、ネットじゃ追いつかない。

さてどうする。

 

ということで、トレーラーにデータを格納して輸送しましょう。

というサービスを始めました。

 データ同士、インターネットに繋がっているのに、それを転送させるとめっちゃ時間かかる。

 

だったら、物理的に運んでやれ!!

というシステム。

 結局は、手で持って行くのが一番早かったみたいで。

トレーラー丸ごとHDDだと思って頂ければ。

 

ん~、世の中、あまりにも不思議なことだらけで、笑ってしまいそうです。

 

イメージと大違い

インターネットの世界、もっとビュンビュンしているのかと思えば、意外とそうじゃなかったり。

思い込みって良くないですね。ってことです。

 

※なんとか15分で仕上がりました。