ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

1万円でも、無料でも。作品に対して、先に条件が出ている礼儀。

最近、ネットで気になった話題を2つ。

 

 

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骨オヤジさんは、作品を1万円で、しず執事さんはインコの写真を無償でと。

それで怒っているわけであります。

 

そんなに怒ること??と僕には思うのですが。

確かに、自分の苦労と、技術と、そういったモノが、叩かれた値段だったのは分かるけども。

先に条件出てるやん。

 

テレビか出版社かが、先に条件出していて、何をそんなに怒るのでしょうか。

後から値切られたり、そういったお金の部分を隠して交渉しにくる人がいるなかで「1万円です」「無償です」と言ってくれるのはありがたいことだと思うのだが。

 

その「無償」とか「1万円」の金額、対価については人それぞれです。

 

モノには需要と供給がありますので、よほどの芸術作品でなければ、需給関係が値段を決めるのでしょう。

もっと高く使ってくれるとこがあれば、そこと契約すればいいだけの話しなのだが。

 

勝手に使う出版社もいますよ。

後から、やっぱり予算ないから半額ねっていう会社もありますよ。

 

メールの文章が、おこちゃまっぽいところもあるけれど、条件提示してくれるって良いことだと思うのだけど。

単純に断れば良いし、断るまでの時間も短いからいいじゃないか。

 

3回くらい打ち合わせしたあとに、値段のこと言われて交渉決裂したらさ。

3回分の交通費や人件費が丸っと損失になる。

ということを考えたら、良心的だと思うのだけれど。

 

どれだけファンがいるか分からないですが、別の人からはそれ同等の価値を認められるわけでは無い。

大枚をはたいてでも、喉から手が出るほど欲しいと思う人もいれば、もらっても捨てるという程度の人もいる。

 

そこは売り手と買い手の問題でしょう。

今回は、それがマッチしなかっただけ。

 

後出しじゃんけんの人って、クズだと思うんですよ。

最後の最後に、一番大事なことを言うタイプ。

もう、後に引けなくなって言うタイプ。

 

ブログ界隈の話しでも、原稿料、インタビュー、講演、それらにギャランティが発生するときもあれば、無償のときもある。

そこには、残念ながらパワーバランスがあります。

 

無償で写真を提供している人なんて、いくらでもいますよ。

恨むならそういった人を恨めばいい。

雑誌に載せてもらえるなら!!と写真を提供してくれる人はごまんといます。

ケンタッキーの骨は、、、、判断しづらいですが、材料費は欲しいですよね。

もちろん作業料、技術料がもらえるに超したことないけど。

 

でも、結局のところ、嫌なら断ればいい。

それだけのことです。

 

その判断する材料を、しっかりと明示していることは、企業としての良い姿勢だと思いますけどね。

料金、価格、価値については、また別の問題で。

 

 

 

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