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敏腕編集長に聞く「伝わる力」 上手くなりたければ何回もやればいい

こんばんわ、スズキです。

今日は、ファッション雑誌編集をしている方とお話しする機会がありました。
未経験のまま25歳で出版業界に飛び込んで、右も左も分からずとにかく突き進んできた。
センスがよかったわけでもなく、アイデアがたくさんあったわけでもない。
そんな彼女は1年後に編集長になる。
 
何が彼女を変えたのか。
出版業界の裏話や、ファッションの面白話を聞くよりも、どうやって彼女が編集長までなったのか、非常に気になるところだった。
 
 

相手に伝わる表現の仕方

彼女が気をつけたのは「相手に伝わる紙面づくり」

誰にどう読んで欲しいのか、それをとことん追い求めてみたそうだ。

相手に伝わるにはどうしたらよいか。

いろんな人のを真似て、自分のものにしてきたのだろう。

 

そんな彼女に聞いてみたんですよ。
僕もブログを書く立場として「どうやったら相手に伝わる文章が書けますか??」と。
 
 

あなたが書いたものを見せてほしい

僕が書いたもの、どちらかというと企画書や報告書のようなもの。
それを見た彼女はこう言うのであります・
他のは無いの??
 
別の企画書を出そうとすると、「そうじゃなくて、違うパターンのものは無いの??
」とのこと。
 
 

自分が100%だと思っていた

「違うパターンのものを、、、」
それを言われたときに、ハッとしたし、すごく恥ずかしかったね。
一つの目的に対して、一つしか作品を用意していなかったから。
 
同じ企画に対して、5パターン、10パターンあってもいい。
彼女が言うには「10パターン作ってダメなら、30パターン作ればいい。どんどん真似て作って自分の型にしていかなければダメだ」と。
 
僕はどれだけスゴいヤツなんだろうか。
自分が作ったそれが、完璧だと思っているのだろうか。
僕が作った企画書は「見づらい」と言われ、「言いたいことが分からない」と言われる。
じゃあ別の視点で書いたものは無いのか、挿絵やフロー図を変えてみたものは無いのか。
そういう「同じだけど違うもの」は無いのか、と何度も聞かれた。
 
 

なぜ1回しかしないのか

面倒だから、時間がないから。
そういった理由ではないと思う。
「何を目的に書いているか」ということではないだろうか。
 
ブログを更新する、報告書を作る、企画書を作る。
それができれば、それでオッケーという考え
「誰に伝えたい」とか「ここを読んでほしい」とかいった部分や気持ちが無かったのだろう。
 
書くこと、作ることに満足感があり、そこで安心していたのだろうか。
同じテーマで視点を変えて、何回も書いてみてもいいじゃないか。
 
色んな人の真似をしながら、納得できるもの、自分の形になっていきやすいもの。
そういったものをちゃんと用意しても「本当に書きたい人」はブラッシュアップするのだろう。
 
 

大事なことを忘れている

本当の目的は何か。
それがくっきり見えていないし、見ようとしていなかった。
 
これは、戦略コンサルタントのShinさん(id:Speedque01 )にも言われたこと。
本当の目的は何か考えたほうがいい。
今思っていることの先にある大きな目的があるだろう。
それまでの手段はいろいろあるとして、目的はしっかりと判断しなければダメだ。
と。
何か伝えたいことが僕にあるのであれば「読者目線」を気にしなければいけない。
どんな人に向けて、どんなことを伝えるのか。
それをしっかりと掘り下げておくこと。
 
そして、傲慢にならないことが大事。
 
 

何度も何度もチャレンジしようよ

同じテーマで何回書いてもいいじゃないか。
色んなパターンを用意してもいいじゃないか。
「これでいいや」と思わないで、どんどん上を目指していきたい。
 
「読者目線」と自分の「様々な視点」
それを大事にしながら、目的に向かって走っていこう。
 
もっともっと自分のことを知る必要がありそうだ。

 

誰も教えてくれない 書くスキル

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