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ちゃんとやれ!

「ちゃんとやる」ためのトレーニング場

マナー違反は何がいけないのか

(旧)おもろん (旧)揚げ足

トンカツの衣

こんばんわ、スズキです。

先日のYahoo!ニュースに「とんかつの衣」云々の記事が載っていました。

とんかつの衣を剥がして食べたお客さんに店主が大激怒

そんなお客さんを法律的に追い出すことはできるか、という記事です。

 

いつの時代も出てくるマナー問題ですが、そもそも「マナー」とはどういったものでしょうか。

 

 

マナーとは。

スズキ的定義だと、「多くの周りの人に不快な思いをさせないもの、心遣い、気遣い」だと認識しています。

だとしたら、とんかつ屋さん問題は、周りの人が深いになったのか??

この場合の周りの人は「他のお客様」なのか「従業員を含めたその場にいた人なのか」

 

食べ物に関するネタは多い。

ネタと言えば寿司。

そんな寿司でも先日、炎上していたような気がします。

どこぞの芸能人様が、ネタだけを食べたとか食べないとか。

ご飯の部分は残して、ペロ〜ンとネタだけを食べているシーンがあったそうで、「マナー違反」「作ってくれた人に失礼」というコメントがたくさんありました。

 

やたら食べ方に煩いラーメン屋さんもあります。

僕の勝手な理想ですが、お酒を飲んだ後のラーメンは分厚いチャーシュー麺じゃなくて、肉ラーメンがいい。

その肉とネギをつまんで、スープをすすってるのがいい。

「千とせの肉吸い」ラーメンVer.です。

 

でもそれをすると、麺がまるまる残ってしまうので、一応食べます。

マナー的な考えが浮かんでしまうから。

 

ちゃんとお金を払うので残したところで怒られることも、警察に通報されることもありません。

その店に2度と行かないかもしれません。

でも、マナーとか礼儀とか気にしてしまいます。

 

食べ物以外で考えると。

あまりうるさく言われることはありません。

作り手の意図と違うことがあっても怒られるとこは少ないですね。

「無駄に使った」とか「粗末にした」とかが問題になることはありますが、「作り手の意図と違う」ということはありません。

 

記憶が曖昧で確かそうだったかなという程度のことですが、僕が一方的に大好きになっている建築士の石澤宰氏が「建築士の思った通りに家が使われるなんてほとんど無いよ」と呟いていたのを思い出します。

 

コップに華を生けたり、スノコを使って棚を作ったり、それは許されるのに、場合によっては褒められる。

じゃあ食べ物は何故??

 

 

欲求は恥ずかしいモノ??

スズキ的勝手な考察です。

人間の三大欲求に「食欲・睡眠欲・性欲」と挙げられることが多いです。

食べ物は、その「食欲」に直結するからマナーがうるさいのカモ??

三大~と言われるくらいだから、欲しくて欲しくて我慢できないんでしょうね、食べ物について。

その大きなパワーを受けて全身全霊で料理を作っている人いる。

そうするとより真摯に応えなければいけない。

 

とはいえ、そうじゃない場面でも、食事マナーはうるさく言われます。

「欲求」というもの、少し恥ずかしいものなのでしょうか。

欲しくて欲しくて~という気持ちを全面に押し出すのは照れちゃう。

だからといって食べないと死ぬ。

そのジレンマの中で食事をしているのでしょうか。

 

それとも「食事」とは神聖なもの?

今となっては、特に日本では食べ物に困ることも少なく「食事は神聖だ」と言われてもピンときません。

 

 

もったいないお化け

中にはこんなことを言う人もいます。

「残したらもったいない」

その気持ちはよくわかる、必要な分を必要なだけ作ったらいいと思う。

 

しかし、トンカツの例でも寿司の例でも、はがした衣を食べたら許されます??シャリだけ後から食べたら許されます??

そうじゃないんですよね、マナーって。

 

 

食事マナーだけ敏感になりすぎ

楽しくご飯を食べたいし、楽しく会話もしたい。

だから食事マナーに気を遣ってもらえるのは嬉しいし、そういう人と僕もご飯を食べたい。

でもいささか敏感になりすぎではないだろうか。

食事というもの、ご飯を食べることだけがどんなに美しくても、会話、身なり、雰囲気など、全てが揃ってマナーだろうし。

 

トンカツの例で言えば「衣が無いトンカツ」がもしかしたら空前の大ブームになるかもしれない。

チャンスもキッカケもそういったところにあると思います。

だからこそ、お客さんのそういう細かな点を汲み取ってほしいものです。

 

だからといって、その食べ方がスマートかどうかは別ですけど。

店主の言う食べ方がよく言う「普通」であり「一般的」ですから、注意されることもあるでしょう。

お客さんもそれを受け入れるだけの余裕が必要だと思います。

 

自分のやり方が100%正しいと思わないことです。

少しだけでいいから相手を受け入れてあげられる間口を広げておきましょう。

それもマナーの一つだと思いますけど。

 

食事に限らずですけどね、マナーの一番大事なことは「まずお互いを知ろうとする努力」ですよ。

相手に合わせた振る舞い、おもてなしの心を大事にしていきたいものですね。

 

 

マナー違反のいけないところ

マナー違反をしている人も、それを注意する人も、自分が100%正しいと強く思っているところ。

違反している人は、オレのやり方だ!!と譲らない。

注意する人は、マナー違反だ!!と変な正義感に満ちているところ。

お互いにもう少し間口を広げることで、心地よい社会が築けると思います。

 

図解 マナー以前の社会人常識 (講談社+α文庫)

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